新型コロナウイルスの影響による不安材料などで、今年は相場が動きやすくなると考え、久々に取引をしたいとか、塩漬けにしているポジションを解消したいといった方もおられるかもしれない。その際には、タイミングを逃さないためにも、利用している国内バイナリーオプション業者で思い立ったらすぐに取引できるようにあらかじめ口座開設をして準備しておく必要がある。
株式、為替、コモディティー(商品先物)市場は連動していますが、その時々の各国の経済や政治政策、重要人物の発言、重要経済指標結果の数字により焦点があたり、最も変動する市場や銘柄があります。最近でいうところの米中貿易戦争により米国のNYダウが高騰、ドル円の急落のパターンがこれにあたります。チャンスを絶対逃がさないため、取引できる銘柄数が豊富な国内バイナリーオプション業者(口座)を選ぶようにしましょう。
業者名 | IG証券 | GMOクリック証券 | FXプライムbyGMO |
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銘柄(株価指数) | 日本225(日経平均)、 ウォール街(ダウ平均)、 FTSE100(英)、ドイツ30、 フランス40、スペイン35 オーストラリア200、 シンガポール優良株先物、 香港HS株価指数、 インド50先物、 中国300株価指数先物、 中国A50株価指数先物 |
銘柄無しで 取引できず |
銘柄無しで 取引できず |
銘柄(FX/為替) | ドル円、ユーロ円、 ポンド円、ユーロドル、 豪ドル円、ポンドドル、 豪ドルドル |
ドル円、ユーロ円、 ポンド円、ユーロドル |
ドル円、ユーロ円、 ポンド円、ユーロドル |
取引可能なバイナリー種類 | ラダーオプション ワンタッチオプション レンジイン・アウトオプション ノックアウトオプション |
ラダーオプション | ラダーオプション |
銘柄(商品先物) | NY原油(WTI)先物、 NY金先物、 NY銀先物 |
銘柄無しで 取引できず |
銘柄無しで 取引できず |
IG証券の 公式ページで見る |
GMOクリック証券の 公式ページで見る |
FXプライムbyGMOの 公式ページで見る |
もしすでに口座開設していていつも1社だけで取引しているのであればさほど問題はないが、複数の国内バイナリーオプション業者に口座を持っている場合には注意すべきことがいくつかある。
具体的には、①IDとパスワードの確認(不明な場合は再発行を依頼しておく)②ポジションの確認(しばらく取引をしていない場合、残っているポジションがあるかどうか、それはどの程度か)③証拠金残高の確認-である。
どれも普段から気をつけるべき基本事項だが、パスワードに関しては英数字のあり・なしなど、設定ルールが各社で異なるし、パスワードのリセットをメールでできる会社もあれば郵送でしか行えない会社もあるので、前もって確認しておこう。違ったパスワードを一定回数以上入力するとロックがかかる業者が多いので、注意が必要だ。
複数の国内バイナリーオプション業者に口座を持っていると、どこで何をどれだけ取引したか分からなくなってしまうこともあるので、「取引ノート」を作って、あとで簡単に思い出せるように記載しておこう。また、口座を持っているかどうか分からない場合は、遠慮せずに口座があるかもしれない国内バイナリーオプション業者に連絡して口座の有無を確認しよう。
また国内バイナリーオプションは日本国内の証券会社、FX業者で取引ができ、通常のFXを取引する方も多いだろう。特にFXを取引している方は金利が高い通貨を中心にスワップポイントの受け取りを狙った投資をしている場合、現在のポジションがどうなっているのかを確認する必要がある。決してスワップポイントがあるから大丈夫とは思わないこと。相場が予想以上に大きく動いてしまうと、スワップポイントで得た利益があっという間に吹き飛んでしまう可能性があるからだ。
そして、思いがけないロスカットに遭遇しないためにも、証拠金は十分余力を残しておきたい。その他、ATMや窓口からの送金は時間的に余裕を持って行うことをお勧めする。どれも普段から注意しておけばよいことだが、思い当たる場合はすぐに確認しよう。