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国内バイナリーオプション初心者が知っておくべき経済指標

そもそも経済指標ってな~に?

国内バイナリーオプションにおいて、変動の要因は、ファンダメンタル要因・テクニカル要因の2つに大別されます。そのなかでも、ファンダメンタル要因として、世界各国の経済指標によって大きく変動することがあります。今回は、注意すべき経済指標に関してお話ししたいと思います。

もっとも注目されるのは米国の雇用統計経済指標は、①政策金利系、②労働・雇用系、③景気系、④物価系、⑤製造業系、⑥個人消費系、⑦貿易・国際収支系などに分類されます。 そして、経済大国である米国・欧州・日本を主軸として各国の発表があります。

やはり、経済指標のなかで、一番注目されるのが、米国の雇用統計となり、月の第一金曜の夜は、国内バイナリーオプションのトレーダーだけでなく、世界のマーケット関係者が、かたずをのんでNY時間に注目します。米国の経済動向が、通貨バランスだけではなく、株式や債券などにも大きな影響を与えるからです。

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経済指標の見方

発表される経済指標ですが、単純に良い数値が発表され、その国の通貨が買われるというわけではありません。事前の市場予想や前回数値、また、そのときのマーケット環境によって動きが違います。たとえば、米国雇用統計において、雇用者数が前回値15万人、市場予想が18万人で、結果が20万人となったとします。

この場合、市場の予想値より多い数値となり、米国の経済が順調ということで、ドルは買われやすくなりますが、もし17万人と発表した場合、前回より増加していますが、市場予想より低下したことで、ドルは売られやすくなります。このように、単純に前回値よりプラスかマイナスかよりは、予想されていた数値との乖離で買われたり売られたりすることが多くなります。

現在では、ほとんどの国内バイナリーオプション業者のHPに経済指標カレンダーがあり、発表時間・国・重要度・(市場)予想・結果・前回の項目等が掲載され、リアルタイムで更新されています。まずは、毎朝HPをチェックすることから始めましょう。

経済指標を見る上で押さえておくポイント

米国・欧州・日本の各経済指標は、すべての通貨ペアに影響を与える可能性がありますので、必ずチェックが必要です。また、ヨーロッパという括りであれば、英国の指標も対ユーロ・対ドル・対円に影響があります。豪州通貨に関しては、豪州の輸出入の多くを占める中国の経済指標も重要となります。また、豪州に関しては、隣国であるニュージーランドの指標発表も影響が出る場合があります。

各経済指標には大きな序列はなく、マーケットがどの経済指標に注目しているかによります。国内バイナリーオプション会社が提供するデイリーレポートや、情報ベンダーのサマリーニュースに必ず当日や直近の注目経済指標の記載がありますので、チェックしましょう。

そのレポート内には、通常、注目される経済指標が、市場予想でプラスなのかマイナスなのかの記載があります。また経済指標カレンダーにも、市場予想数値の記載があります。これらが市場の思惑となり、「バイアス」といわれる偏りになります。まずは、日々ニュースをチェックし、経済指標カレダーで、時間と市場の思惑を把握しましょう。

ファンダメンタル要因とテクニカル要因冒頭で、変動要因をファンダメンタルとテクニカルとに分類しましたが、この二つは切り離すべきではないと考えています。ファンダメンタル要因(経済指標)は、その発表自体で、マーケットの変動を左右しますが、上昇や下落幅などはわかりません。変動レベルを予測するためには、テクニカル要因が重要となります。あくまで流れのなかでの経済指標変動と考えてください。

また、経済指標などのファンダメンタル要因を完全に無視して、テクニカルのみという方もいらっしやいますが、経済指標時の変動でマーケットの流れが反転するケースもありますので、バランスの良い分析が良いと思います。

国内バイナリーオプションで勝つための戦略とは

経済指標狙いのトレードに関して

よく得意な売買手法で、経済指標狙いという話を聞くことがあります。もちろん、数分、数秒で大きく変動することもありますので、収益機会といえますが、過度な経済指標狙いは、ギャンブルに等しいものだと思います。

発表後の動きは誰にもわかりません。大きな変動が予測されるときには、事前にポジションを決済したり、ポジションを少なくすることをお勧めします。無理をしないトレードこ そ、長続きするコツではないでしょうか。

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