「米ドル/円」相場は2012年秋の1ドル=80円から120円台へと、40円以上もドル高が進み、約40年続いた「円高ドル安トレンド」が、「円安ドル高トレンド」へと転換した可能性が高い。円安がこれ以上進んでいくとなると、日本の株や国債だけに投資していたのでは、外貨ベースに換算した資産はどんどん減っていく。
そのため、米国投資、外貨(ドル)投資は資産運用に欠かせなくなっている。本書は、個人投資家が米国経済上昇の波に乗り、その恩恵をあますところなく受け、長期的に資産を殖やすための方策を、実例を交えて解説している。上昇していく金融資産とは何か、それをどう選べば良いのかがよくわかる秀作。
株、FX、バイナリーオプション投資家は米国経済に注目する必要があるため、この本は必ず読んだほうがいいだろう。