先に答えをお話しすると国内バイナリーオプションは、日本国内のネット証券会社やFX専業の業者でバイナリーオプション口座を提供している金融事業者に口座を持てば買うことができる。
国内バイナリーオプションは、ほかの投資対象とは異質な存在といえる。デリバティブ(金融派生商品)に分類されるが、先物やオプション、CFD(差金決済をする金融商品)などともニュアンスが異なるからだ。投資対象を市場でわけると、取引所を通じて売買する取引所商品と取引所を通さずに売買する店頭商品がある。前者の代表は株式や商品などで、後者が代表だが、さらに店頭商品には市場があるもるものとないものにわけられる。この市場のない商品に属しているのである。バイナリーオプションは。この市場のない商品に属しているのである。バイナリーオプションならではの大きな特徴だ。
名前は似ているが一般のオプション商品は市場が存在しているものもあり、収引市場のないバイナリーオプションはまったく性質の異なる商品といえる。そのためバイナリーオプションにはさまざまな商品があり、投資家は、それを提供する業者と相対で取り引きすることになる。もちろん、投資家の資産は分別管理されているのでバイナリーオプション業者が倒産しても預けた資金は保全されている。
また、判定価格なども原市場を参考にすることが義務づけられており、バイナリーオプション業者が手を加えることはないので、どこの業者でも現在値はほぼ同じとなる(ただし為替などでは参考レートの違いにより異なることもある)。バイナリーオプション業者と投資家の相対取引ということは、投資家の注文を1件ごとにバイナリーオプション業者が受ける形になる。そのためバイナリーオプションは、それを扱っていない業者では売買できない。
2020年6月28日現在、日本でバイナリーオプションを扱っているのは、下の一覧表にある。ご覧いただくように、ほぼ同じルールではあるが、オプション種類、取引ができる銘柄や、取引システムやバイナリーオプション専用アプリなど取引環境は大きく異なっている。
一方、共通するのは損失が購人金額以上にはならないことと、二者択一である点となる。バイナリーオプションは取引ルールが日本の金融庁がルールを策定している安定した金融商品といえるので安心して取引を始められるだろう。自分と相性のいい国内バイナリーオプション業者(口座)はネット証券会社やFX業者などさまざま。口座開設は無料。口座維持費用もかからないのでいろいろ口座を開設して操作してみたほうがいいだろう。
株式、為替、コモディティー(商品先物)市場は連動していますが、その時々の各国の経済や政治政策、重要人物の発言、重要経済指標結果の数字により焦点があたり、最も変動する市場や銘柄があります。最近でいうところの米中貿易戦争により米国のNYダウが高騰、ドル円の急落のパターンがこれにあたります。チャンスを絶対逃がさないため、取引できる銘柄数が豊富な国内バイナリーオプション業者(口座)を選ぶようにしましょう。
業者名 | IG証券 | GMOクリック証券 | FXプライムbyGMO |
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銘柄(株価指数) | 日本225(日経平均)、 ウォール街(ダウ平均)、 FTSE100(英)、ドイツ30、 フランス40、スペイン35 オーストラリア200、 シンガポール優良株先物、 香港HS株価指数、 インド50先物、 中国300株価指数先物、 中国A50株価指数先物 |
銘柄無しで 取引できず |
銘柄無しで 取引できず |
銘柄(FX/為替) | ドル円、ユーロ円、 ポンド円、ユーロドル、 豪ドル円、ポンドドル、 豪ドルドル |
ドル円、ユーロ円、 ポンド円、ユーロドル |
ドル円、ユーロ円、 ポンド円、ユーロドル |
取引可能なバイナリー種類 | ラダーオプション ワンタッチオプション レンジイン・アウトオプション ノックアウトオプション |
ラダーオプション | ラダーオプション |
銘柄(商品先物) | NY原油(WTI)先物、 NY金先物、 NY銀先物 |
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